ももちゃんの色々なことを思い出す。
月曜日になると、9月18日に点滴に連れて行った時に、先生から「皮下注射もしましょう。」って言われたのを思い出す。
火曜日になると、仕事中に父から職場に電話があって具合がよくなさそうなのを聞き、病院に連れて行ってもらいつつ、泣きながら早退させてもらって病院に行き、緊急入院になったことを思い出す。
水曜日になると、入院させたもののその日は病院が休みなので会いには行けず、1日中悪い知らせの電話が来ませんように…って気が気じゃなかったのを思い出す。
木曜日になると、朝一で病院に電話して無事なのを聞き、帰りに病院に行って先生から「今までで1番調子が悪いです。何が起きてもおかしくないので家族のそばで居させてあげてください。」って言われて連れて帰ったのを思い出す。
金曜日になると、朝から父に病院に連れて行ってもらい、帰りに迎えに行って連れて帰り、一緒にベッドで寝たのを思い出す。
土曜日になると、ももちゃんが亡くなったことを思い出す。
具合が落ち着いてたんでついうとうと寝てしまってた間に静かに逝っちゃった。
寝てしまった自分を今でもずっと責めてるし、ももちゃんにも「鳴いて起こしてくれたらよかったのに…」とか思っちゃうけど、抱きかかえるようにして横になってた私が気づかないぐらいだから、全然苦しくなかったんだろうし、ももちゃんはラクになれたんだからいいのかな…
温かくてまるで寝てるようなももちゃんを抱き上げて泣いて、でも少しほっとしたのかもしれない。
日曜日になると、お別れした日のことを思い出す。
もし本当に私が亡くなった時に虹の橋で再会出来るのだとしたら、ももちゃんがすぐに私に気づくように私の髪を一房と、その日ずっと涙拭くのに使ってたハンカチを持っていってもらった。
本当はパジャマか何かの方がよかったかな?
でも、ハンカチでも私の匂いはわかるよね…
今でも1週間この繰り返し。